ニートからのキャリアアップ

まず大事なことは、仕事に就いたらそれを継続することです。そのためには就職までが多少困難でも、自分にとって興味の持てる職種を決めることです。



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ニートからのキャリアアップ

ニートの区分


日本の内閣府の調査においては、ニートを更に非求職型と非希望型に分類しています。


非求職型は、就業したいと思っているのにどうしても具体的な就職活動等ができないでいる人のことです。就職活動さえすれば失業者となってニートではなくなるのですが、このままではニートとされてしまいます。


非求職型の人が就職に向けて活動を行わない理由で多いのが、病気や怪我などの療養によるもので全体の約25%を占めているそうです。従ってこの25%の人はニートからの脱出が可能だとも言えます。


一方の非希望型は就業することを希望していない人で、最もニートのイメージそのものといった存在です。普通この状態ではホームレスになってしまうはずですが、ニートの場合はたいてい親の家に自分の部屋があり、何もせずブラブラしていても最低限の生活ができてしまう人が多く、ある意味かなり恵まれた環境にあるわけです。


若い人の場合、就職状況の厳しさに加えて、成果主義による労働環境の過酷化から離職率が高まったことも重なっているのかもしれません。


しかし日本では、こうした事も耐えて仕事をするのが美徳であって、肝心の社会的な構造的観点は見落とされがちです。


結果、若者の職業観や就労観の低下を主な原因とする傾向が強くなり、求職者の職歴ブランク期間を雇用主側はニートと決めつけてしまうようです。


病気や怪我の療養といった可能性も否定されがちですから再就職は不採用の確立がかなり高くなってしまうのです。

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